2014年4月21日月曜日

マルティニーク島経由で

ベネズエラやコロンビア発のドラッグがヨーロッパに密輸される主要ルートとしてマルティニーク島経由があるそうです。まず南米から密輸船でマルティニーク島に接岸します(その前にセント・ルシアを経由する事もある)。マルティニークはそれなりに面積のある島なので現地警察が島内接岸エリアをすべて完璧にはパトロールしきれません。だからその隙をついてくるとの事。そしてそこからフランス本土などヨーロッパ諸国へ。近年フランス史上最大量のドラッグが押収されました。場所はマルティニーク島近海にいた船です。フランス特殊部隊の強制捜査開始から三日目、オイルタンクの底部分(まず今あるオイルを全部無くさないと入れない場所)に自作のスペースを発見。そこにおびただしい量のドラッグがあったそうです。

2014年4月3日木曜日

第二のパスポート

カリブ諸島の小国の中にはその国にある一定額以上の投資(主に物件を買う)をした人にその国のパスポートを発行するというシステムがあります。その小国はそれでお金を集められるという利点があります。一方新たにパスポートを発行してもらう人というのは、はっきり言うとその投資でパスポートを買える訳ですが、ではなぜそれが欲しいかと言うと、まず元々の自分の国籍(閉鎖的な国)だと簡単に行ける国が限られるから不便、という理由があると思います。あるいは国際指名手配されていて新しいパスポートが必要、つまりWANTEDな人だから…という理由もあるそうです。そういう犯罪者も混じっている、と現地の記事で読みました。